男の子は育てにくいのか
男の子は育てにくいから、と女の子を産み分けるように望んでいる人は多いと思うで。
では、ホンマに男の子は育てにくいのでっしゃろか。
ほなら、小児科が行なりよったデータを参考に、女の子との違いを比較してみまひょ。
昔から体が弱いのは男の子で、手がかかる、とよく言われておるけどダンはん、これには数字的な根拠があるのや。
出生率は、男の子と女の子が106対100ほどとなっていまんねんわ。
これには理由があり、生命力の弱い男の子の方がようけ生まれるといわれていまんねんわ。
また、病気も男の子の方がかかりやすいようや。
5歳児の場合、ゼンソクにかかる男の子は女の子の1.3倍で、下痢は1.4倍となっていまんねんわ。
子供の死亡原因の1位である不慮の事故では、5?9歳の男の子は女の子の2.4倍で、14歳では1.6倍や。
確率から見て、男の子の方が事故に遭いやすいようや。
男の子はじっとしていなくて、落ち着きがなく危なっかしい、ちう男の子の特別な性質が、この結果と関係しとるのでっしゃろ。
事故に関しては、男の子は動くことが大好きで、いろんなことに興味をもち、それに向かって突っ走って行く、ちう性質によるものが多いや。
病気に関しては、現代の医学は進歩しとるので、男の子やから特別に過保護にする必要もおまへん。
したがって、病気にかかりやすいからと、心配しなくても大丈夫や。
注意せへんけへんのは、やはり事故に関することや。
男の子を持つ親は、思ってもないような行動をするもの、ちう認識を持っておらへんといけまへん。
異性同士のきょうだいの特徴
男女の産み分けを希望しとるお父はんお母はんは、さまざまな理由をもって望んでいると思うで。
オノレが女きょうだいやったから男の子が欲しいちうお母はんや、男ばかりの中で育ってきたから、どうしてもメンコイ女の子が欲しいちうお父はん。
それぞれがいろんな理由をもって、産み分けを希望しとると思うで。
そないな異性のきょうだいをもったことがない人のために、異性同士のきょうだいの特徴をちびっと挙げてみまんねん。
女きょうだいの中で育った人にとって、いっぺんは「お兄ちゃん」に憧れたことがあると思うで。
トコロが、兄と妹ちう関係は、分離してしまう場合が多いようや。
遊ぶ内容も、趣味や友だちも、ほとんど別々になることが多いや。
しかも、ライバルちう関係にもならへんようや。
また、この関係は、性別の上下意識によって、圧倒的に兄の方が有利な立場になってしまいまんねんわ。
さらに、親や親戚やらなんやらの人たちは、「跡取り」ちう意識があり、長男を優遇することで、オノレでもその価値観を無意識に身につけてしまうことがあるんや。
一方妹は、あまり期待されることがなく、兄の陰で小さくなってしまいがちや。
このようなことが、兄と妹ちう関係で、もっともマイナスな面でっしゃろ。
やから、お父はんお母はんは、兄に対して、長男やからちう理由で、極端に優遇してはいけまへん。
また、妹には、彼女の秘めた不満をよく察知してあげることが大切や。
妹も兄と同等に扱い、妹にもチャンスを与えてあげまひょ。
ほんで、しっかりと評価してあげるように心がけておくんなはれ。
姉と弟ちうきょうだいの姉は、もっとも「お姉はん」らしさを発揮しまんねん。
お母はんの手伝いをせな、ちう意識をもち、頼りにされとると感じとるので、弟の難儀を積極的によく見まんねん。
弟も、かわいがってくれるお姉ちゃんに懐き、甘えることがようけなる傾向にあるんや。
女同士のきょうだいと同じように、この組み合わせも、仲のええ関係といえまっけど、姉の方が我慢しとる場合も少なくおまへん。
たとえば、二人がケンカをしていれば、つい親はお姉ちゃんだけを叱ってしまうものや。
やから、あまりお姉ちゃんやから、ちうとこを意識させへんようにしまひょ。
これが、お姉ちゃんをおおらかに育てるポイントでっしゃろ。
姉をもった弟の方は、女性に対して優しくなり、人間関係において親和的な関係をつくり上げる傾向があるんや。
せやけど、甘え過ぎてしまうことや、要領があまりにもええと、それがマイナスとして現れる場合もあるんや。
親は、まだ小さいから、と極端に甘やかしすぎないようにしまひょ。